幸先のわるい名前

Minecraftはわたしが最もながく遊んでいるゲームのうちのひとつです。Java版でワールドを作成しているので、いくつかMODを入れてすこしだけ便利にした世界で遊んでいます。その中にGraveStoneというものがあります。

Minecraftでは通常プレイヤーが死亡した場合その時持っているアイテムと経験値はその場にばら撒かれ、一定時間内に回収できないと失われてしまいます。ヘタレでビビリなわたしにとって大変つらいルールです。しかしこのMODを導入しているとばら撒かれるはずのアイテムの類は墓の中にすべて収まり、わたしがたどり着くまでおとなしく待っていてくれるわけです。ありがたい。

Minecarftはわりと頻繁にアップデートが入るので、その都度この通称『墓MOD』を入れ直して遊んでいます。つまり本体のアップデートにあわせてMODにも更新が入らないと新しいバージョンのMinecraftに旅立てず、公開されているサイトに何度も足を運ぶことになるわけです。MODは基本的に英語表記がほとんどのためくり返し出てくる単語は自然と覚えます。その筆頭が『Grave』つまり『墓』。

うす暗い学びの洞窟をやっとの思いで抜け出たわたしの目の前に長閑に広がる不思議な色合いの風景。リムグレイブ。Limgrave。墓…なるほどなぁ。これはのっけから手きびしい歓迎が期待できそうですよ。

 

迷いに迷って決めた素性

自キャラはややたれ目派なわたしですが、今回は撃沈。無念

適度な間合いを保ちつつ避けつつ剣を振るう。これが意外にむずかしい。タゲがスルッと外れてしまう問題。そっちに気をとられているうちにあれよあれよと削られます。かといって遠距離だのみで戦おうにも、距離を詰められるとこれまた打ち負けてジリ貧に。

何度も素性をかえて試した結果、わたしにとっての最適解な戦い方は、以下の流れ。

 

  • 聖杯が緋色であること確認(これが一番大事)
  • 気づかれないぎりぎりの位置から魔法を2,3発うちこむ
  • 近づいてきたら剣にもち替え(下がらない)、その場でふりまわす
  • 当然ダメージは受ける。けっこう痛い
  • 緋色の聖杯を飲み干し回復
  • 余裕があればまわりをみて距離をとり、魔法をうちこむ

 

先制攻撃をけしかけ魔法で体力を削っている分、こちらがからくも生き残るというなんとも綱渡りな方法ですが、これでずいぶんと勝率はあがりました。ビビリゆえにステルスは得意なので背後から致命がとれるようになれば、もう少し楽になるかもしれません。

じつは、星見がよかったんですよね。防具のみためにひかれて。でもどうしても削り切れず避けきれず負けてしまう。すくないHPと紙のような防御を補うだけの立ち回りがわたしにはできませんでした。残念。上記のような戦い方をするには囚人が一番でした。

囚人がその出自ゆえに最初から唱えられる魔法『魔術の輝剣』はすこしクセはあるものの敵が多少移動してもあたってくれるし、初期装備のエストックもなかなか強い武器なのでよい選択をしたのではと思います。

祝福システムも理解し、導きにしたがって進んでいきなさいよと何だか血濡れた白い仮面の男に助言いただいたのですが、わたしはFallout3ではメガトンから遠ざかるように歩きだした人間。Fallout4でもそうでした。あたたかな助言は胸にしまいとりあえずエレの教会を中心にあちこち足をのばしてみることにします。